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航空写真を用いた物体検出を行うAIシステムの開発
当社では、航空写真を用いた物体検出を行うAIシステムの共同研究開発を、産学官連携で進めています。
広島大学と共同研究開発 (2020年4月~)に続く2例目となります。
近年ではドローンや車両からの撮影が増え、衛星画像を含めた航空写真は日々蓄積されるビッグデータとなっています。
その大量の航空写真データ判読を、人の目・ノウハウ・判断に依存せずAIシステムで機械処理し、情報を迅速に活用することを目的としています。
航空写真の画像認識を利用したAIは、すでに世の中のさまざまなシーンで活用されていますが、日々進歩しており今後の発展も期待されている分野です。
固定資産調査 | 家屋の増減判読。(改築含む) |
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駐車場管理 | 駐車車両を検出し、満空情報をドライバーへ情報共有。 |
森林管理 | 伐採・造林・自然災害の検出、無許可伐採の発見。 |
農業 | 作物の育成状況・収量の予測、農薬散布、畑の見回り。 |
地図データ更新 | 建物や道路などの変化を抽出し、収集から地図反映までを自動化。 |
災害対応 | 建物被害の把握、被害分布作成。 |
重機の安全管理 | 重機周辺など危険箇所への作業員・物の侵入検知。 |
今回は製品化まで至りませんが、皆さまのより便利な生活、安全で正確な業務、迅速かつ適切な災害対応、その一助を担えるシステム開発・提供を目指し、今後も教育・研究機関と共同研究開発を行ってまいります。